2013年4月24日水曜日

AE86 コントロールアーム剥離①


AE86:コントロールアーム塗装&剥離作業行いました。
86ネタは久々です・・・今回は純正のアームです。AE86や旧車乗られている方等、
ご覧頂ければすぐに「あぁこんな感じっ」ってお解りになるのでは?ないでしょうか・・・

こんな約30年モノを新品同様に仕上げちゃいます。



所々錆&ワキ&ハガレ等などたくさんあります。
全体的にゆず肌?模様塗料のような感じで錆など進行してます。





次にブラスト作業です。色々ご紹介しているのでお解りかと思いますが、
個体個体で状態が違いますのであえて紹介していきます。
お解りですかね?塗装部分をブラストすると・・・

出てます、完全に錆に覆われてます。
この作業では錆は落ちませんのでこの後のアルミナの作業へ移ります。

旧車乗りの一番の大敵!錆っ!本当に厄介ですよね!



ご覧頂いているのは、右がプラメディアによるブラスト。左がアルミナによるブラストです。

違いがはっきりわかりますよね!アルミナは錆びたものに対し効果を発揮しますので
本っ当にきれいに、うつくしく、元の素材の状態へもっていけます。

あとはこの先が時間との勝負です。
処理したものは基本的にすぐに次工程へ進めなければいけません。

素地を出した時点から既に錆の進行は始まります。空気に触れることで酸化が始まります。
この為、鉄素材の場合は下塗り(プライマー処理)を行います。
年代モノなので代替えがあればいいですが、絶版モノとなると話は別ですよねぇ・・・




この違いはすごく解りやすいですよね、溶接部の錆まできれいに処理できます。


下塗り完了です。ここではササっと済ませましたが、製品の状態により、
粉体塗料での下塗り処理を行います。

こうする事で一時的に錆の進行を防ぎます。(放置NGです。)