2012年6月25日月曜日

カドワキコーティング粉体塗装 講習会

粉体塗装とは・・・・塗料を160°で加熱処理する・・・

やはり実際に見て頂くのが分かり易い。といことで今回MINI LOVEでコラボしたGCSCHしぶやよりスタッフ様に来社して頂き、「講習会」という形式でカドワキコーティング本社にて行いました。

本社事務所にて「カドワキとは?」〜「塗装の仕組み」などを講習しました。 

 
講習後、カドワキグループ内の各工場見学に出かけました。

【K-1工場】
倉庫一杯にラインが設置されて、ここでは反自動化された塗装システムを紹介しています。皆さんが興味津々に覗き込んでいるのは、ロボット化された塗装ブースです。
ここでは主に筐体(金属の箱)など。分かり易いところでコインパーキングの自動発券機等を塗装しています。



【K-2工場】
更に大きい物件はこちらの工場で塗装します。
今回は量産の塗装をしています。(写真に写っているのは信号機枠です。)


前処理水槽を覗き込んでいます。ここでは前処理の洗浄と化成処理をします。

【KC工場】
こちらは我が部署、カドワキコーティングカスタム部門です。
こちらは他のブースと違いそれぞれのパートで担当者が一品一品作業します。

前処理のブラストブースにて。
「粉体塗装を剥がします。溶剤塗装を剥がします」その剥がれ方の違いに一目瞭然。


塗装ブースにて。
電着塗装不思議?見る見るうちに粉が吸い付けられて行きます。
溶剤塗装と違い「ふわっとした」吹き付けです。
この工程は「1コート」です。そのため複数コートはこれをそのコート数まで繰り返します。

デカールブース。
こちらでは、デザイン室のような物なので、ここから沢山のロゴが生み出されて行きます。詳しい打ち合わせも可能なので、この機会にいろいろと質問を受けました。

今回、初めての試みでしたが、普段、電話でのコミュニケーションになってしまいがちなため、我々の作業を見て頂き、さらに可能性を感じて頂ければと思いました。
今後もこの講習会を定期的(不定期的?)に開催しますので、是非、ご希望の方は連絡が頂ければと思います。